この記事には映画の感想は一切ありません
- KOALA

- 2023年5月16日
- 読了時間: 5分
映画館で映画を鑑賞した週末でした。
思えば先月末からまあまあ観に行っていた。
舞台挨拶を観に行ったり、IMAXで鑑賞したり、久々に4DX+3Dを楽しんだり。
特に4DX+3Dは楽しかった(マリオを観ました)。
そこまで気合を入れずに向かった先で味わえるアトラクションとして抜群に楽しめるし、
3Dも黎明期と比べて効果的に使われているなあという実感がある。
いやわからん。そんなに3D映画観てきたわけじゃないから……(は?)
派手な4DXに依らずとも、デカい画面・デカい音響で俺を誘拐し、
そして拘束してくれることで雑念なしに映画を鑑賞させてくれる映画館ってやつが好きだ。
単純にバカデカい音で気持ちよくなってしまう。
ライブシーンやダンスシーンのあるような作品では遠慮なく高揚できるし、
シリアスで怒声の飛び交うようなストーリーでは緊張感や不快感が増幅されて気持ちいい。
ストーリーを把握するだけなら必須ではない部分だけども、あると違う。
やっぱり現場にまで赴いて応援をしたアイドルには肩入れ度合いも変わるし(なんの話?)
デカ音響で喜ぶ自分には、リバイバル上映が名画座だけのものではなくなりつつある
ということが割と嬉しかったりする。
今やサブスク配信サービスのおかげで、レンタル時代を遥かに凌ぐ手軽さで
新作旧作を問わずに様々な作品を鑑賞できるようになり、
今までの行動圏や視野では知りえなかった作品にもバンバン巡り会えるようになった。
これは本当に素敵なことで、おかげでいくつものフェイバリットに出会ってきたし、
自分のために作られすぎて「あ~映画館で観たかったな」と思わせられたことも多々ある。
だが、自分がこの「映画館で観たかったな~」という感想が口をついた時は往々にして
作品を鑑賞して得られた満足感と同量の後悔も発生している。
己の決断力のなさを嘆いたり、一観客として払える対価を支払えなかった不甲斐なさとか、
そういうものがドッと押し寄せてくる。私は(メチャクチャ予防線張るね)
これらは時を遡る力があればなんとかなる事柄ではあるけど、
まあ冷静に考えたらそんなの贅沢というかわがままだしそもそも非現実的だ。
そんな愚かな私を優しく慰めてくれるリバイバル上映くん……開催してくれる映画館……
もうLOVEとしか言えない。
デカシネコン内の古典名作映画鑑賞コンテンツや名画座で扱われるものも素敵だし、
っていうか昭和スターの映画みたさに東京に滞在するなどもしたけど(怖)、
特に挙げたいのはモノクロほど古くない、映画通必見ほどマニアックな映画でない、
ていうかアニメなどの、今までなかなかリバイバル上映が行われることのなかった作品の
リバイバル上映がミニシアターのみならずシネコンでも行われるようになったこと。
これが個人的には嬉しい流れだったなあと思う。
単純に上映するだけでもデカ画面デカ音響がついてくるわけだから十分だが、
ドルビーやIMAXでの上映を行ったり、4DXまでつけてくれる作品まであった。
現在~未来に公開する作品に最新技術を使うのは可能なら当然だろうけど、
旧作にも施してくれるようになったというのは大きいと思う。
これらの施策はコロナ禍っていう爆・デバフが生んだ側面が大きいだろうけど、
これはしばらく、贅沢を言えばどこかで恒常コンテンツになったらいいなと思う。
シネコンでもリバイバル上映を行うこともそうだけど、
名画座でもバカ売れハリウッド作品や90年代~2010年代くらいの映画も
選択肢にあがってくることの方を願っています。勝手に。
そう思うと同時に、
自分の好きな作品のリバイバル上映が行われることなんて稀なんだから、
そもそも映画館で観ればよかったな~と言うことのないように、
気になった映画はできる限り映画館で鑑賞をしていくというのを努力したいと思いました。
なぜなら俺はすでにエスターを見逃して配信待ちになっているから。な、情けな!
自分が観たいなあと思う映画の種類なんてホラーかサスペンスばかりなので、
とりえあずそのくらいは取りこぼさないように生きられたら素敵だね。
いやほんど、自分の出来る範囲・手を伸ばせる範囲くらいは…と
思うことって結構あるんですけど、私の中では映画の話も例外ではなくて、
ここ二ヶ月で近所の映画館が2つも閉館決定しちゃったのがかなりショックで……。
みなさんもお気に入りの映画館があれば通ってあげてくださいね。
そういえば世の中には劇場公開なしのビデオスルー作品もたくさんあるわけで、
そういうのは円盤を買うことで支えていきたいですよね。
マイナーな作品は廃盤になってアホプレミアが付く前にちゃんと購入したりね……。
(女性鬼っていうヴァギナ・デンタータな映画とか滅茶苦茶観たいのに
どこを探してもエグい値段がついてて手が出せないし……)
昔ネトフリで観た映画の円盤を手に入れるのにめちゃくちゃ気合が入ったことがあって、
海外在住の監督の個人サイトの販売ページから注文したりした。
サインまでつけてくれて感動……。
こういうのって実物を手に入れる喜びもあるけど、
それほど好きになれる作品に巡り会えた幸福を噛みしめるところがデカい気がする。
媒体を問わず、作品を鑑賞するときは好きになりたい。
鑑賞した結果おもてたんと違う!となっても、
開始地点では好きになりたいマインドで臨みたい。
そういう瞬間を追い続けているし、いくらでも味わっていきたいよね。


これは昔ミッドサマーを観に行った後に描いた千花ちゃんと史くん。
よくわからん映画の記事を書いたときは2枚目の画像をカバー画像にしていいですか?


